歯科コラム

Column

前歯の審美の基準|岡山市北区北長瀬の歯医者|金山デンタルクリニック

前歯の審美の基準

前歯の美しさの基準とは

皆さん、いつも当院のコラムをご覧いただき誠にありがとうございます。
今回は、前歯の美しさについて書いていこうと思います。
いきなりですが、皆様の思う綺麗な前歯とはどのようなものでしょうか?
白い歯が綺麗でしょうか?それとも歯並びが真っ直ぐな歯でしょうか?
美しさには基準がないとよく言いますが、前歯の美しさも基本的にはちゃんとしたルールはなくて、最終的には主観的(患者様自身が)にどのように感じるのかが大切になります。
でも、医療行為として前歯の治療を行う場合には、客観的(誰が見ても)な審美性(美しさ)も必要となります。
前歯にはものをかみ切るという機能があります。このような機能も果たしながら、多くの人が美しいと感じる前歯を作ることが審美歯科では大切になります。そこで今回は、審美歯科治療でよく使用する前歯の審美の指標についてお伝えしたいと思います。

前歯の審美の基準

先ほども述べたように、医療には客観的な指標が必要になります。前歯の美しさにも客観的な指標があります。
ではどのような指標があるのかご紹介します。

スマイルライン
 笑った時に見える歯のアーチが下唇のアーチに沿って平行な状態が美しいとされています。

アキシャル インクライネーション
 前から前歯を見たときに、歯の軸が中央の中切歯から、犬歯に向かって自然な斜め上開きになっている状態

ミッドライン
 正中線とも言いますが、中央の歯の接する中央線が顔に対して捻れたり、傾いていない状態が美しいとされています。

セントラルドミナンス
 前歯を前から見た時の、左右対称性やそれぞれの歯の形や大きさに均等性がある状態が美しいとされています。
 歯列の中央に位置する中切歯の縦と横の比率は1:0.8とされています。
 また中切歯、側切歯、犬歯の横幅は1.6:1:0.6が美しいとされています。

インサイザルエッジポジション
 前歯の先端の位置のことを言います。前歯の先端のポジションは見た目だけでなく、咀嚼や発音にも影響します。
 前歯の先端が、下唇のドライウェットラインに接している状態が良いとされています。

まとめ

前歯の美しさの基準についてまとめてみました。実際に臨床では、これらの基準に照らし合わせながら治療計画を考えたり、患者様のお悩みの原因を追求したりしています。
ただし、これらの基準はあくまで基準でしかありません。必ずしも基準通りでなくて全体のバランスで見た目を整えていくことが大切です。当院では、特に患者様のお顔にマッチした前歯というのを大切にしています。
自然界では完全な左右対称や、完璧な比率のものはほとんどありません。少し左右差があったり、大きさもバラバラで、それでも全体的なバランスが整って美しく見えているのです。
当院では、そのような自然の美しさを重視し、時には患者様の希望の前を優先して治療をすることもあります。
『美しさに決まりはない』をコンセプトに皆様のお悩みやコンプレックスに全力でお答えできるよう日々研鑽を積んでおります。
お悩みのある方は、どうぞお気軽に当院へご相談ください。実際の症例を、ご提示させていただきながらご納得いただけるまでカウンセリングを行います。

納得のセラミック治療は岡山市北区北長瀬・問屋町にあります金山デンタルクリニック
24時間WEB予約可能

矢印