インプラント

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インプラント|岡山市北区の歯医者|金山デンタルクリニック

当院のインプラントの特長

インプラント

当院では安心安全にインプラント治療を行うことを第一に考えております。事前に高性能歯科用CTによる精密な診査・診断を行ったうえで、患者様の顎の骨の状態に適した術式やインプラント体を選択しております。また、単に口の中の状態だけではなく、患者様自身のご希望・ご年齢や体調・費用などについてしっかりヒアリングを行い、その患者様にとって一番負担が少なく、尚且つ十分ご納得いただける治療計画を立てたうえで治療を始めていきます。
院長はインプラント治療についての講師活動なども行っており、骨造成が必要な難症例にも対応可能です。他院にて「骨が無くてインプラントができない」と言われた方でも一度ご相談下さい。その他、他院でのインプラント治療後のメンテナンスやお悩みの相談も受け付けております。

*当院ではインプラント治療を強引に勧めることはいたしません。メリットだけでなくデメリットのこともしっかりお話しさせていただき本当に必要な方、希望される方にインプラント治療を行っております。

インプラントについて

インプラントは、チタン製の人工歯根を顎(あご)の骨に埋め込み、その土台の上に人工歯を形成することで、天然歯のような噛み心地と見た目を実現できます。部分入れ歯やブリッジとは異なり、健常な両隣の歯を削ることなく残存率も高い治療法です。 インプラントは、安定感や使い心地が良いとされています。その秘密は「支えの強度」にあります。人間の噛む力は、強く噛みしめたときには、50~60キロもの力がかかるといわれています。顎骨に支持されているインプラントは、その力に耐えうるようにできているわけです。インプラントは、硬いものを食べたときの違和感や痛みに悩まされることはありません。正しく治療とメンテナンスを行えば、10年以上使用することも可能です。

このような症状でお悩みの方にお勧めです

  • 抜けた歯が気になる方
  • 入れ歯やブリッジを使用しているがよく噛めない方
  • 入れ歯に強い違和感がある方
  • 部分入れ歯などの金属バネ(留め具)が気になる方
  • ブリッジなどで健康な歯を削りたくない方
  • ご自分の歯で噛んでいるような感覚を得たい方

インプラント治療の適応条件

インプラント治療を行うにはいくつかの条件があります。まず、土台となる歯槽骨が健康であることです。顎骨が足りない場合は、骨を補う「骨造成」が必要になります。それには、骨移植法、骨再生誘導法、上顎洞底挙上法などがあります。

神経との位置関係や歯周病の進行程度なども評価する必要があります。特に歯周病とインプラントの相性は良くありませんのでインプラント治療前に必ず治療する必要があります。
また、インプラントは外科手術ですから全身の健康状態が良好である必要があり、持病(心疾患、糖尿病など)がある場合、施術が難しいことがあります。喫煙も良くありませんので禁煙が必要になります。
顎が完全に成長していない成長発育中の子どもも適していません。
術後、歯科での定期的なメンテナンスと毎日の丁寧なブラッシングが大切です。これらをきちんと行わないと歯周病に似たインプラント歯周炎を起こし、インプラントを支える骨が溶けてしまいインプラントが抜けてきてしまいます。

インプラントの構造と素材

インプラントは基本的に3つのパーツからできています。土台となるのが歯槽骨に埋め込むインプラント体と呼ばれる人工歯根です。材質はチタンで、様々な長さや太さがあります。その上に上部構造と呼ばれる人工の歯をかぶせます。材質はレジン(プラスチック)、セラミック(陶器)、ジルコニア(人工ダイヤモンド)、金合金などがあり、強度や色調に違いがあります。人工歯根と上部構造の間にはアバットメントという部分があり、2つを連結するとともに人工歯根を守る役割を担います。材質はチタン合金、ジルコニア、ペクトンなどです。

インプラントのメリット/デメリット

メリット

周りの歯への負担がない

歯が抜けてしまった部位に人工歯根を入れて、天然歯のような噛み合わせを回復します。部分入れ歯やブリッジのように周りの歯を削ることなく、単独で治療ができます。

残っている歯に負担がかからない

天然歯のように噛む力を顎の骨が直接受け止めるため、残存歯への過剰な負担を防ぐことができます。

天然歯と同じ強さで噛める

インプラントと顎骨が結合するため、入れ歯などの義歯では味わえない天然歯に近い噛みごたえが期待できます。

見た目が自然で審美性に優れている

歯ぐきから歯が生えている状態を再現できます。天然歯に似た自然な仕上がりです。

デメリット

手術が必要で治療期間が長くなる

顎にインプラントを埋め込む外科手術で、骨と結合するまでの時間も要するため、治療期間が長くかかります。

治療が適応できないことがある

糖尿病などの全身的な疾患や、喫煙者、顎の骨の状態がよくない方は、治療に制限がかかります。事前にご相談下さい。また、成長発育中の子どもには適していません。インプラントは骨と結合するため、顎骨の発育に伴って骨の中に埋没してしまうためです。

正しい清掃方法の習得とメンテナンスが必要

インプラント周囲炎(歯周病)になるリスクがあるため、丁寧なブラッシングが必要です。インプラントは歯根よりも細いため、歯ぐきとの境目に段差ができやすく、汚れがたまりやすい部分があります。磨き方のコツを習得していただく必要があります。歯科医院での定期的なメンテナンスも必要になります。

インプラントの種類と手順

インプラントの種類

インプラントには、インプラント体とアバットメントが一体となったワンピースタイプと、インプラント体にアバットメントを連結するツーピースタイプがあります。

インプラント治療の手順

1

検査とカウンセリング

まずは、歯型模型や歯科用CTを使って、お口の状態を正確に把握することから始まります。歯並びや、かみ合わせの状態などから、どのような歯の形が必要かデザインを決めます。それを元にステントと言われる装置を作製し、お口に装着した状態でCT撮影を行います。
CT検査ではスキャンしたお口の中のデータを3D化し、コンピュータ上で、埋入する部位の骨の状態(質、厚み、高さ)や血管の位置などを確認し、手術のシミュレーションを行います。この検査結果に基づいて最適な治療計画を立案します。内容はカウンセリングで丁寧に説明いたします。カウンセリングでは治療へのご希望やご不安などもうかがいますので、遠慮なくお話し下さい。

2

術前クリーニング(感染源の排除)

インプラントを埋め込む前に、感染症を起こすことがないようお口の中を清掃し、菌の数を減らしていきます。虫歯や歯周病、根の病気なども事前に治療します。

3

インプラント手術

術式は手術を1回だけ行う1回法と、2回に分けて行う2回法があります。
手術では麻酔を使用するため、痛みを感じることはありません。

【1回法】
インプラント体を埋める部位の粘膜を切開し、骨を露出させて専用ドリルで穴を開けます。そこにワンピースインプラントを埋め込みますが、ツーピースインプラントの場合には、インプラント体を埋め込み、同時にアバットメントを連結します。

【2回法】
インプラント体を埋め込む工程は1回法と同様ですが、インプラントはアバットメントが分かれているツーピースインプラントを使用します。インプラント体を埋め込んだ後、上部の穴にカバーを装着し、切開部を縫合して1次手術は終了です。
1次手術から数ヶ月経ったら(1.5ヶ月~3ヶ月前後が目安)2次手術を行います。2次手術はカバーの上の粘膜を切開し、カバーを除去して仮のヒーリングアバットメントを連結します。粘膜が治癒したら(2~3週間が目安)本物のアバットメントを連結します。

4

人工歯の作成と装着

2次手術を終え、歯肉の状態が安定したら、型取りを行って仮歯を作製します。この際、見た目、かみ合わせ、舌の違和感、頬を噛むなどの不具合がないか、自宅でのセルフケアがしっかりできるかを確認し、調整します。最終的に完成した人工歯をアバットメントに装着して治療は終了です。

5

メンテナンス

インプラントを長持ちさせるには日常の手入れと観察(メンテナンス)が大切です。自宅での清掃については院長が直接指導し確認します。また、定期的にかみ合わせの確認やレントゲン撮影をしてインプラント体の周囲骨の吸収状態などを診査します。装着後1ヶ月~3ヶ月ごとのメンテナンスを行います。

歯科で行うインプラントのメンテナンス

  • 歯のクリーニング
  • インプラント周囲炎等の有無の診断(視診、触診、レントゲン検査、ポケット検査など)
  • インプラント部分のかみ合わせのチェック
  • 被せ物を留めるネジの緩みがないかチェック
  • インプラントの清掃法の再確認と指導
  • インプラントと歯ぐきの境目のクリーニング
  • 必要に応じて、人工歯を外しての確認と消毒清掃

インプラントの費用

インプラント(CTなどの画像診断料込み) 435,600円~(税込)/1本
骨造成 55,000円~220,000円(税込)/1箇所

症例

症例1 40代男性

インプラント症例1

主訴
奥歯に歯を入れたい
治療内容
右下奥歯のインプラント治療
右上奥歯の部分矯正
右上奥歯のセラミック治療
治療詳細
前歯は他院にてセラミック治療を受け、当院にて奥歯のインプラント治療を希望されました。奥歯のない時期が長く、右上の奥歯は挺出(下に降りている)しており歯を入れるスペースがなくなっていた為、インプラント治療とともに矯正治療とセラミック治療を併用しています。
治療期間
約2年間
費用
総額 1,591.700円(税込) 
(内訳)
インプラント治療(奥歯3本分)1,004,300円(税込)
右上部分矯正 187,000円(税込)
右上セラミック治療 400,400円(税込)*仮歯の費用が含まれています
リスク・副作用
インプラントは虫歯になりませんが、歯周病に似たインプラント周囲炎になる可能性があります。毎日の正しい歯磨きと定期的な歯科医院でのメンテナンスが必要です。セラミック治療は、チッピング(欠ける)することを防ぐため就寝時のマウスピースの装着を推奨しています。

症例2 40代女性

インプラント症例2

主訴
歯が抜けたので治療してほしい
治療詳細
以前から歯が揺れているのは分かっていたが、歯医者が怖くて通院できずにいたとのことです。食事の時に、前歯が自然に抜けたため治療を決意し受診されました。重度の歯周病のため、保存することが難しい歯を抜歯しインプラント治療を行いました。下顎の前歯には歯列矯正を施し、奥歯にはインプラント治療を行なっています。
治療期間
約4年間
費用
総額 6,931,100円(税込)
(内訳)
咬合診断料 110,000円
上顎 インプラント治療 4,878,000円(税込)*仮歯、骨造成の費用込み
下顎 歯列矯正 186,000円(税込)
下顎 インプラント治療 972,000(税込) *仮歯、骨造成の費用込み
下顎 セラミック治療 165,000円(税込)
リスク・副作用
インプラント治療は虫歯になりませんが、歯周病に似た症状のインプラント周囲炎になる可能性があります。毎日の正しい歯磨きと定期的な歯科医院でのメンテナンスが必要です。
就寝時の食いしばり、はぎしりによるインプラントの破損を防ぐため、ナイトガードの使用を推奨しています。

症例3 20代女性

インプラント症例3

主訴
歯を削らずに前歯を入れたい
治療詳細
交通事故にて歯を失いインプラント治療にて前歯を治療しました。
治療期間
約6ヶ月
費用
前歯インプラント 644,600円(税込) *仮歯、骨造成の費用込み
リスク・副作用
インプラントは虫歯になりませんが、歯周病に似たインプラント周囲炎になる可能性があります。毎日の正しい歯磨きと定期的な歯科医院でのメンテナンスが必要です。セラミック治療は、チッピング(欠ける)することを防ぐため就寝時のマウスピースの装着を推奨しています。

症例4 60代女性

インプラント症例4

主訴
前歯を綺麗にしてほしい
治療詳細
他院でのセラミック治療のやりかえと前歯のインプラント治療を行いました
治療期間
約10ヶ月
費用
総額 1,093,400円(税込)
前歯インプラント 644,600円(税込)*仮歯、骨造成の費用込み
前歯セラミック(3本) 448,800円(税込)*仮歯の費用込み
リスク・副作用
インプラントは虫歯になりませんが、歯周病に似たインプラント周囲炎になる可能性があります。毎日の正しい歯磨きと定期的な歯科医院でのメンテナンスが必要です。セラミック治療は、チッピング(欠ける)することを防ぐため就寝時のマウスピースの装着を推奨しています。
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