岡山市北区|インプラントが長持ちする人の特徴と日々のケア
- 2025年8月16日
- インプラント
岡山市北区|インプラントが長持ちする人の特徴と日々のケア
目次
はじめに:インプラントを長持ちさせたい方へ
「せっかく入れたインプラントを、できるだけ長く使いたい」――当院で、健康や見た目にも気を配る方からよく聞く声です。私は金山デンタルクリニック院長の金山正嗣(かなやま まさつぐ)と申します。地元であるこの地域で、患者さまの将来を見据えた治療とケアを提供するため、日々診療にあたっています。今日は、インプラントを長持ちさせるために必要な生活習慣やケアについて、やさしくご説明します。
長持ちする人に共通する特徴
インプラントは非常に耐久性の高い治療法ですが、メンテナンス次第で寿命が大きく変わります。長く安定して使っている方には、共通して「お口の中を清潔に保つ習慣」があります。歯磨きが丁寧で、夜寝る前には必ず時間をかけて磨いている。そして、3か月〜半年ごとに欠かさず定期検診を受けていることも特徴です。また、喫煙を控えている方が多く、生活習慣の面でもお口の健康を守る行動を取っています。こうした一つひとつの積み重ねが、10年先も変わらず噛める状態を支えているのです。
日常で大切なケアのポイント
日々のケアで重要なのは、歯ブラシだけに頼らず、歯間ブラシやフロスを使ってインプラント周囲の細かい汚れを落とすことです。特に就寝前は、時間をかけて丁寧に磨くことが大切です。また、糖分の多い飲食を控えることで、細菌が繁殖しにくい環境を保てます。さらに、定期検診では歯科衛生士による専門的なクリーニングや噛み合わせの調整を受けることで、知らないうちに進行してしまうトラブルを未然に防ぐことができます。喫煙されている方は、インプラント周囲炎のリスクを下げるためにも禁煙を検討されると良いでしょう。
学会ガイドラインに基づく維持管理の重要性
日本口腔インプラント学会の治療指針では、年に2〜4回のメンテナンス受診が推奨されています。これは単に歯を磨くだけでは防げない「骨の吸収」や「噛み合わせの変化」を早期に発見するためです。X線検査や噛み合わせのチェック、プラークコントロールの確認などを定期的に行うことで、インプラントの脱落リスクを大幅に減らせます。私自身、歯科用CTやマイクロスコープなどの設備を用い、治療後も患者さまのインプラントが長く機能するよう細心の注意を払っています。
まとめ
インプラントを長持ちさせるためには、毎日の丁寧なケアと定期的なメンテナンス、そして生活習慣の改善が欠かせません。治療はゴールではなく、その後の暮らしの中でいかに維持していくかが大切です。岡山市北区でインプラント治療を検討している方、すでに治療を受けた方も、ぜひ私たちと一緒に大切な歯を守っていきましょう。
執筆者プロフィール
金山 正嗣(かなやま まさつぐ)
岡山市北区出身。福岡歯科大学卒業後、岡山大学病院や大阪堺市の歯科医院に勤務し研鑽を積む。2020年、地元岡山で金山デンタルクリニックを開院。口腔インプラント学会所属、Study group SGIC会長、DSR代表、ARDEC研究員などインプラント分野でも精力的に活動中。
■ 金山デンタルクリニック
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電話番号:086‑236‑8249
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