虫歯の予防方法
- 2023年11月30日
- 虫歯
虫歯の予防方法
皆様、いつも当院の医療コラムをご覧いただきありがとうございます。今回は、虫歯の予防方法についてお話ししようと思います。
虫歯を予防するためには、毎日の歯磨きだけでは難しいとされています。そこで、どのような点を気をつければ虫歯をしっかりと予防できるのか知っていただくために今回は、歯科医師が教える虫歯の予防方法について解説をしたいと思います。
最後までご覧いただければ幸いです。
虫歯はどうしてできるの?
虫歯ができる原因には、口腔内の細菌と糖に関係があります。
虫歯を生成する虫歯菌は食物や飲料水に含まれる糖を栄養分として酸を放出します。最近によって放出される酸が歯の表面のエナメル質を徐々に脱灰(溶かしていく)ことにより歯に穴があいてしまうのです。
実は糖にも色々な種類があり、甘い食べ物以外にも糖は含まれており牛乳や白米であっても虫歯になる可能性はあるのです。
虫歯の効果的な予防方法
虫歯のできる原因はお分かりいただけたでしょうか?ここで、どうすれば効果的に虫歯を予防できるのかお話ししようと思います。虫歯を効果的に予防するためには以下のことを参考にしてみてください。
・糖の摂取する回数を少なくする(間食を避ける)
・食後に歯磨きをする
・定期的に歯にフッ素を塗る
・定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける
虫歯ができてしまう理由は糖の摂取によるものが大きいです。間食が増えてしまうとその分、口腔内に糖が存在する時間が長くなってしまい虫歯になる可能性が高くなってしまいます。
虫歯菌の栄養源となる糖を遮断することで虫歯を効果的に予防できます。
食後にちゃんと歯磨きをすることもとても重要で、いくら間食を減らしても歯の表面に食べかすが残っていると、食べかすに含まれる糖を栄養源として虫歯菌が酸を産生してしまいます。食後にしっかり歯磨きをすることも大事な虫歯予防方法となります。またその際に、フッ素入りの歯磨剤を使用したり、歯と歯の間をフロスでしっかり掃除することもお忘れなく。
定期的に歯科医院で歯にフッ素を塗ってもらうことも虫歯の予防として効果的であることは多くの論文で証明されています。
得に日本で販売されている歯磨剤に含まれるフッ素の量は比較的低濃度なので、歯科医院で高濃度のフッ素を塗ってもらうことが大切です。目安としては3〜6ヶ月ごと塗ってもらいましょう。
最後に、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けるです。歯科医院では、歯のお掃除だでなく、虫歯ができていないかのチェックを行っています。例えば、昔に治療した箇所は、時間が経過するにつれて、歯と詰め物や被せ物に隙間ができていたり、自分では気づかない間に壊れていたりします。そのような箇所は、いくら気をつけていても虫歯になってしまう可能性があります。
ですから、虫歯になる前に再治療を行うことが重要になります。虫歯になってから治療をするのではなく、虫歯にならないためにも再治療をするのです。
また、歯並びに問題がある方も虫歯になりやすい傾向にありますので定期的に歯科医院でチェックを受けることが大切で、もし可能であれば矯正治療で歯並びを綺麗にすることも虫歯の予防としては効果的です。
まとめ
いかがだったでしょうか。誰しも虫歯にはなりたくないですよね。今回紹介した虫歯の予防方法は、多くの論文でも証明されているプロが教える予防方法です。
実践していただければきっと効果が出るはずです。
当院では、患者様の職業や嗜好品などもお伺いしながら、一人一人にあった虫歯の予防方法をお伝えしています。
もし、「今まで頑張ってたけど虫歯がどうしてもできてしまう」とか「自分に合った虫歯の予防方法が知りたい」という方はどうぞお気軽に岡山市北区北長瀬、問屋町にあります金山デンタルクリニックへお気軽にご相談ください。
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