虫歯になりやすい人の特徴とは？岡山市北区・金山デンタルクリニック院長が解説｜岡山市北区北長瀬の歯医者｜金山デンタルクリニック

はじめに

「毎日歯を磨いているのに虫歯ができやすい…」そんなお悩みはありませんか？岡山市北区の金山デンタルクリニックには、同じようなご相談で来院される方が少なくありません。実は、虫歯は生活習慣や体質、口腔内環境など複数の要因が重なって発症します。本記事では、日本歯科保存学会や関連論文の知見をもとに、虫歯になりやすい人の特徴と予防のポイントをわかりやすく解説します。

虫歯になりやすい人の主な特徴

1. 唾液量が少ない

食事をすると口腔内は酸性に変化します。唾液は、口の中を中性に戻し、歯の再石灰化を助ける重要な働きを持ちます。ストレスや薬の副作用、加齢などで唾液量が減ると、虫歯リスクが高まります。

2. 間食が多い・糖分摂取が多い

頻繁な間食や糖質の多い飲食は、口腔内を酸性状態に傾け、エナメル質を溶かしやすくします。
日本歯科保存学会の「う蝕予防のための食習慣指針」でも、糖分の摂取頻度を減らすことが推奨されています。
ここで重要なのは、量ではなく頻度であるということです。小さな飴であっても摂取頻度が多い方は虫歯になりやすい傾向にあります。

3. 歯並びやかみ合わせの問題

歯が重なっている部位は歯ブラシが届きにくく、プラークが残りやすいため、虫歯の温床になります。

4. フッ素応用が不足している

フッ素は歯質を強化し、初期の虫歯を修復する働きがあります。フッ素入り歯磨き粉の使用や定期的なフッ素塗布は、虫歯予防の基本です。

5. 遺伝的要素や体質

歯の質や形態は遺伝に左右される部分があります。象牙質の厚みやエナメル質の性状が弱い方は、より注意が必要です。

学会ガイドライン・論文から見る虫歯リスク

日本歯科保存学会「う蝕予防ガイドライン2023」では、「う蝕は生活習慣病としての側面が強く、口腔内細菌、食事、宿主因子、時間が主要なリスク因子」と明記されています。さらに、米国国立衛生研究所（NIH）の報告では、唾液分泌低下がある患者はう蝕リスクが約2倍になるとのデータも示されています。

つまり、体質と生活習慣が重なることで、虫歯の発生率は飛躍的に高まるのです。

虫歯を防ぐための予防方法

• フッ素入り歯磨き剤の使用（1,000〜1,500ppm以上推奨）
• 1日2〜3回、丁寧なブラッシングと歯間清掃（デンタルフロス・歯間ブラシ）
• 間食・糖分の摂取頻度を減らす
• 定期的な歯科検診とプロフェッショナルクリーニング
• ドライマウスが疑われる場合は唾液腺マッサージや保湿ジェルの使用

特に定期的なメンテナンスは、初期虫歯の早期発見・治療につながります。岡山市北区にお住まいで虫歯リスクに不安を感じる方は、ぜひ金山デンタルクリニックへご相談ください。

金山デンタルクリニックの取り組み

当院では、マイクロスコープを用いた精密な診査・診断や、唾液検査・口腔内リスク評価を行い、一人ひとりに合わせた予防プランを提案しています。
さらに、フッ素塗布、シーラント処置など、年齢やライフスタイルに応じた予防を重視。
院長は口腔インプラント学会会員であり、若手歯科医師への講師経験も活かし、最新のエビデンスに基づく診療を提供しています。

まとめ

虫歯になりやすい背景には、唾液量・食習慣・歯並び・遺伝的要因・フッ素使用不足など、多くの要因が関わります。生活習慣の改善と定期的な歯科検診が予防の鍵です。
岡山市北区で虫歯予防や定期メンテナンスをお考えの方は、金山デンタルクリニックへお気軽にご相談ください。