歯を抜いた後の変化
歯を抜いた当日は、歯茎に穴が空いた状態になります。その後、ゆっくりと歯茎が穴を塞ぎ、窪みができます。3ヶ月もすると歯茎の窪みも大方平坦になります。骨は歯茎の内側で約1年ほどかかって元の状態に戻ります。
詳しく段階ごとに説明しましょう。
抜歯後の注意事項
抜を抜い後の1週間をしっかり注意事項を守って生活することで、傷口の治り方に大きく影響します。正しく理解し、きっちり注意事項を守ることが大切です。
お口の衛生管理について
- 手術部位の糸・パック等は自分で取らないで下さい。
- 手術部位は指や舌で触らないようにして下さい。
- うがいは、当日は原則としてしないで下さい。うがいをすると、血餅が剥がれ、治りが悪くなります。
- 出血が見られても少量であれば全く心配ありません。もしも、多量の出血がみられ、止まらないようでしたらガーゼをお噛み下さい。(唾液に混じることにより、少量の血液が多量に見えることがよくありま す。)
- ハブラシは手術部位に触らなければ差し支えありません。但し、ハミガキ粉はつけないで下さい。
- 安静について
- 当日は過激な運動は避けましょう。入浴はシャワー程度にとどめて下さい。
- 食事について
- 麻酔が切れるまでは、飲食しないで下さい。
- 手術部位に刺激があるもの(例えば、硬いもの・熱いもの・刺激性食品等)は避け、酒類はご遠慮下さい。
- 薬の服用について
- 薬は医師の指示通りに服用してください。痛み止めは疼痛時のみ服用して下さい
- 薬の服用でじんましん、その他の異常があれば、服用を中止し連絡して下さい。
- その他
- 手術部位の周囲が翌日から腫れることがあるかもしれませんが、通常2~7日でおさまります。当日と翌日には患部を冷やしても良いですが、その後は冷やさないで下さい。
- 当日は、原則として長時間の車の運転はしないで下さい。
- 何か異常や不安なことがあれば、病院に連絡して下さい。
まとめ
今回は歯を抜いた後の注意事項について解説しました。歯を抜いた後に、治りが悪いとドライソケットという状態になり、数日強い痛みで苦しむことになります。注意事項をしっかり守って、早く傷口を治すようにしましょう。
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