インプラント治療を行うタイミング
- 2023年11月16日
- インプラント
インプラント治療を行うタイミングについて
いつも当院の医療コラムをご覧いただき誠にありがとうございます。今回は、歯を抜いた後にどのくらいのタイミングでインプラント治療を行うのかについてお話ししようと思います。
歯を抜いた後、どのくらいでインプラントの手術をするのか、いつになったら噛めるようになるのか、気になるところだと思います。
今回は、抜歯を行ってからどのタイミングでインプラント手術を行うのかについてまとめていきますので、ぜひ最後までよろしくお願い致します。
インプラントはいつ埋入するのか?
インプラント治療では抜歯を行ってから、チタン製のネジを顎の骨に植え込む手術が必要になります。
インプラントを植え込むタイミングは全部で4つのタイミングがあります。
『即時埋入』『早期埋入タイプ2』『早期埋入タイプ3』『遅延埋入』となっています。
即時埋入
即時埋入とは、歯の抜歯と同時にインプラントを埋入します。術式としては、インプラント本体を正しい位置に埋入することが最も難しいタイミングになります。主に、前歯などの審美に影響するような部位にインプラントを行う時に選択するタイミングです。抜く前に歯の状態や、骨の状態によって選択できないことがあります。
早期埋入(タイプ2)
歯を抜いてから、4〜8週間後にインプラントを埋入します。抜いたあとの歯茎は十分に治癒していますが、中の骨はまだ十分に治癒していないタイミングでの術式です。特に審美に影響する部位にインプラント治療を行う場合に選択するタイミングです。中の骨が十分に治癒していないので、通常はインプラントを埋入する手術と骨を増やす骨造成術の併用が必要になる場合が多いです。
早期埋入(タイプ3)
歯を抜いてから、12〜16週間後にインプラントを埋入します。タイプ2の時期からもう少し骨の治癒を待ってからインプラントを埋入します。主に奥歯のインプラント治療で選択するタイミングです。骨が治癒している分、インプラントが骨にしっかり固定できるのが有利な時期です。
遅延埋入
歯を抜いてから数年経っている部位へのインプラントを埋入します。
すでに歯を抜いて何年も経っている場合なので、あえて選択することはありません。
まとめ
今回は歯を抜いてからインプラントを植え込むまでのタイミングについてまとめました。インプラントを埋入(植え込む)タイミングは、その時の状況により最適なタイミングは異なります。
治療のタイミングについては、担当医とよく相談をして決めましょう。
インプラントを埋入するタイミングはその後のインプラント治療の成果に大きく影響する可能性のあるとても重要な要素になります。
当院では、患者様の予定や都合なども考慮して、インプラント治療のスケージュールを立てることを重視しています。
インプラントを治療についてお悩みの方、もしくは詳しくインプラント治療について話を聞きたい方は岡山市北区北長瀬、問屋町にあります金山デンタルクリニックへお気軽にお問い合わせください。
当院は24時間web予約が可能となっております。