歯石取りはなぜするか

今回はなぜ歯石を取る必要があるのか解説使用と思います。みなさん、よく歯科医院のお知らせで定期的に歯石を取りましょうというメッセージをみませんか?
皆様の中には、定期的に歯石取りに行っていますという方もおられると思います。
では、なぜ定期的に歯石を取らないといけないのでしょうか?
今回は、定期的に歯石を足らないといけない理由や、実際にどのように歯石を取っているのかご紹介します。

歯石とは

歯石とは歯垢が硬くなった物です。歯垢がついたままになっていると唾液の中に含まれるカルシウムとリンによって硬い歯石になります。
歯石には縁上歯石と縁下歯石の2種類が存在します。
縁上歯石とは歯肉(歯茎)の上に存在する見える歯石、縁下歯石とは歯肉(歯茎)の下の見えないところに存在する歯石です。
縁上歯石の方が柔らかく取りやすく、縁下歯石の方が硬く歯の表面に食い込んでいるため取りにくい歯石になります。
縁上歯石は乳白色から黄色で、縁下歯石は黒色をしています。

歯石を取る理由

実は歯石そのものは全く悪いもではありません。驚かれると思いますが、歯石自体に害はないのです。
歯石を抗生剤などで処理をすると体の細胞に悪さをしないという報告もあります。
ではなぜ歯石を取らないといけないのか?

歯石そのものには害がありませんが、歯石は表面がざらざらでゴツゴツしているので汚れが付着しやすいのが特徴です。とくに、細菌の塊であるプラークの溜まり場になりやすいのです。
歯石表面の細菌、プラークだけを取り除くことはできないので、歯石ごと一緒にとるというのが一般的に行っている処置になります。
これが歯石を取る理由になります。

歯石の取り方

歯石の取り方には大きく分けて2種類あります。
超音波スケーラーと言われる機械を使用して取り除く方法とハンドスケーラーという道具を使用して手の力で取る方法です。
主に縁上歯石を取る時には超音波スケーラーを使用し、縁下歯石を取るときにはハンドスケーラーを使用します。臨床では、縁上歯石にハンドスケーラーを使用したり、縁下歯石に超音波スケーラーを使用することもあり厳密に使い分けが決まっているわけではありません。
どちらも歯周組織を傷つけないよう繊細な器具のコントロールが必要になります。

超音波スケーラー

超音波発生装置による電気振動から得られる振動エネルギーをチップに伝達し、それで生じる振動で歯石を粉砕する

ハンドスケーラー

縁上の歯石を取る際には、歯石に対して歯茎を傷つけないようにスケーラーの刃を当てて弾くようにして取り除いていきます。縁下の歯石を取る際には、レントゲンを参考にしながらプローブを使用して歯石のある位置を確認します。歯石の位置関係が分かったら歯石の下に器具の先端を潜らせて、歯石を弾くようにして取り除いていきます。
そして大方、歯石を取り除くことができたら周囲に残るプラークを取り除くように歯根の表面をスケーラーで擦り取っていきます。これをSRP(スケーリングルートプレーニング)もしくはSRD(スケーリングルートでブライドメント)と言います。
歯石がしっかり取り除かれて、歯肉に炎症が残っていないかは後日検査をして確認します。

まとめ

なぜ歯石を取るのか、解説しました。
歯石を取ることの本質は、歯石や歯石の周囲に付着しているプラークを取り除くことにあります。
歯石はプラークが硬くなったもので、定期的に歯科医院で取り除かなければ、知らないうちに溜まっています。
歯石がそのままになっていると歯周病のリスクが高まります。
定期的に歯科を受診しましょう。

歯周病治療でお困りの方は岡山市北区問屋長にあります金山デンタルクリニックへお気軽にご相談ください。

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