正しい歯磨きについて

今回は正しい歯磨きについて解説させていただこうと思います。
みなさんは正しく歯磨きが出来ている自信はありますか?現在、ほとんどの方が毎日歯磨きをしているとされていますが、厚生労働省の調べでは20歳以上の8割以上の方が、歯周病の予備軍もしくは歯周病に罹患(歯周病を発症)しているというデータが出ています。歯周病の予備軍である歯肉炎や、歯周病のほとんどは正しい歯磨きと定期的な歯石取りで予防出来ることがはっきりと分かっています。それなのに、20歳以上の8割の方に問題があるのは何故でしょうか?それは、毎日歯磨きはしているけど、効果的な歯磨きが出来ていないのではないでしょうか?そこで今回は、知っているようで知らない正しい歯磨きについて解説してみようと思います。

歯ブラシの選び方

正しい歯磨きをするには、まず正しく歯ブラシを選ぶところからです。皆様は歯ブラシを選ぶ時、何を基準で選んでいますか?歯ブラシには、ヘッドのサイズや毛の硬さやブラシのデザインなど色々あるので迷ってしまいますよね?今回は正しい歯ブラシの選び方から解説しましょう。
歯ブラシは何を使って良いかわからない時、まず一番おすすめなのは、通っている歯医者さんにお勧めを聞いて購入するのが一番間違いないでしょう。薬局でご自身で選んで購入される場合には下記の項目を参考に購入してみてください。

・歯ブラシのヘッドサイズ  
 小さめのサイズを選びましょう。大きすぎると奥歯までブラシが届かなくなります。

・ブラシの毛の硬さ
 毛の硬さは普通が良いです。柔らかいや硬いはお勧め出来ません。
 柔らかすぎると汚れが落ちくく、固すぎると歯や歯茎を傷つけてまう可能性があるからです。

歯ブラシは高級品=良い物とは限りません。正しい歯ブラシ選びが正しい歯磨きへの第一歩です。みなさんも参考にしてみてください。今回は電動ブラシ、音波ブラシについては記載していませんが別の回で詳しく解説しようと思います。

正しい歯磨きの方法

正しい歯ブラシの選び方がわかったところで、本題の正しい歯磨き方について解説していきます。これからの内容は、当院でも全ての患者さまに共通して初めにお伝えする歯磨きの基本的な内容になります。
順番に説明をしていきます。

・歯ブラシの持ち方
 最も基本的な内容ですが、歯ブラシの持ち方は利き手でペングリップ(鉛筆の持ち方)法です。
 握りしめるように持ってはいけません。力まず軽く持つことがコツです。

・歯ブラシの動かし方
 歯ブラシはゴシゴシ動かしてはいけません。出来るだけ小さく細かく動かすことが正解です。
 歯の表面は平らではなく凸凹しているので、細かくブラシを動かさないと隅々まで汚れが取れません。
 また大きく動かすと、自然に力んでしまい、歯や歯茎を傷つける可能性が高くなります。
 歯ブラシは、軽い力で小さく動かしましょう。

・磨く順番を決めましょう
 磨き残しなく歯磨きをするために、歯を磨く順番を決めましょう。
 右利きの方なら左の奥歯の表面から、左奥⇨前歯⇨右奥の順に磨くと効率的です。表面の次に裏を磨きます
 上の歯から下の歯でも、逆に下の歯から上の歯の順でも大丈夫です。
 磨く順番を決めると、テキトーに磨いている時よりも、短い時間で磨き残しが少なくなります。

磨き残しの出やすい場所

磨き残しの出やすい箇所を知っていただき、その場所を特に丁寧に磨くことで磨き残しがかなり減ります。是非参考にしていただければと思います。

・歯と歯茎の境目
 歯の表面はピカピカでも歯茎の近くに汚れが残っていることが結構多いです。
 歯茎の境目をしっかり磨くコツは鏡を見ながら歯磨きをして練習することです。
 しっかり磨けているかどうか歯医者さんに見てもらうのも大切です。

・一番奥の歯
 一番の奥の歯で、上の歯はほっぺた側、下の歯は舌側に磨き残しが出やすいです。
 ほっぺたや舌が邪魔をして磨きにくいことが原因です。しっかりと時間をかけて磨きましょう。

・歯並びがガタガタのところ
 歯並びの悪いところは汚れが溜まりやすく、歯磨きをしても汚れが残りやすいです。
 上手に磨くコツは、とにかく細かく動かすことです。
 どうしてもうまく磨けない場合は、タフトブラシや音波ブラシを使うことで解決できたりします。
 通われている歯医者さんで相談してみましょう。

・利き手とは反対側の犬歯(糸切り歯)
 実は盲点なのですが、利き手と反対側の犬歯(糸切り歯)は注意が必要で、意識をして磨く必要があります。
 鏡を見ながら意識して磨くことで効果的に磨くことができます。

まとめ

今回は、正しい歯磨きについてお話しをしましたが如何ったでしょうか?
実は歯磨きはとても奥が深くて、当院でも、基本的なことは皆さまに同じことをお伝えしていますが、その後はお一人お一人にあった歯磨きの方法や道具を追加でお伝えしながら、自宅での歯磨きがしっかり出来るようにサポートをさせていただいております。今回の内容は、基本的な内容ではありますが、とても大切な内容です。今回の内容を意識して歯磨きを行うだけでもかなり効果的な歯磨きができると思います。ぜひ参考にしてみてください。今後は歯ブラシだけでなく、補助道具のフロスや歯間ブラシ、タフトブラシ、電動ブラシや音波ブラシ、歯磨き粉やマウスウォッシュなどのオーラルケア用品についても解説していこうと思います。楽しみにしてください。
今回の内容を最も詳しく知りたい、自分にあった歯磨きの方法や、道具を教えてほしいという方は、是非お気軽に当院へご相談ください。

歯周病でお困りの方は岡山市北区辰巳にある金山デンタルクリニックへ



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