当院の診療室が全て完全個室の理由

今回は当院が全ての診療室が完全個室になっている理由についてご説明しようと思います。
歯科医院の診療室は大きく分けて完全個室、半個室(パーテーション)、解放型が存在します。
どのタイプでも正解、不正解があるわけではありません。
しかし、当院では理由があって完全個室になっております。なので今回は、なぜ完全個室なのかについて詳しくお伝えできればと思います。

診療室を完全個室にした経緯

私が開業を決意した時に、診療室を完全個室にするというのは初めに決めていました。むしろ絶対に譲れない条件でした。ではなぜそのように、完全個室にこだわるようになったかお話します。

①勤務先の病院が半個室だった

私が大阪で勤務していた病院は半個室と個室がある病院でした。なので、個室、半個室の両面のメリットとデメリットを知ることができました。半個室のメリットととしては、閉塞感がなく開放的な空間で治療を受けることができることが患者さんのメリットになります。個室だとかえって緊張してしまう方には最適だと思います。
歯科医師目線では、半個室の方が患者間の動線が確保されているため同時に複数の患者様を治療する際に便利でした。しかし、隣の患者様との会話が他に聞こえてしまうというデメリットもありました。誰かに話を聞かれたくない場合や、コンプレックスやお悩みが強い患者様のカウンセリングでは個室を使用していました。

②尊敬する先生の病院が個室だった

大阪での勤務医時代に出会った尊敬する先生の診療室のほとんどが完全個室になっていました。誰しも、悩みやコンプレックスなど他人に聞かれたくない話があります。多くの患者様は、お口の中に悩みがあり、中には長年悩んでおられる方もいます。そのような方のお悩みをしっかり聞くためには個室で落ち着いた静かな場所でなければいけないと教えていただきました。本当に患者様のお悩みに向き合うためには、そのための環境が必要だと考えるようになりました。そして自分の病院もそんな病院にしたいと思うようになったのです。

③海外の歯科医院が全て完全個室だった

私が海外に研修に行った時に、ほとんどの病院が個室になっていました。海外では、病院内の感染対策については日本よりも厳しく診療室は感染対策の面で完全個室になっていることを知りました。
歯科の治療では、患者様の歯や被せ物、入れ歯など色々なものを削る場面が多くあります。そのたびに削りカスが室内に舞うことになります。これらをエアルゾルと言います。これらは、細菌やウイルスを含んでいますので、他人の削りカスが舞っている中での診療は感染対策の面では良くないとされており常に口腔外バキュームを使用して患者毎に診療室を個室にするべきだとされていました。このことは、特にヨーロッパでは厳しく規定されているそうです。
最近では日本でも完全個室の歯科医院が増えてきましたが、まだまだ欧州とは差が大きいと思います。
当院でも患者様が安全に治療を受けて頂くためにも完全個室が必要だと考えています。

以上のようなことがあり、私が開業する時には絶対に完全個室の歯科医院にしようと決意したのでした。
もう一度個室診療室のメリットをまとめます。

完全個室診療室のメリット

・他人の目を気にせず落ち着いて治療を受けることが出来る
・会話を他人に聞かれることがない
・エアロゾル(削りカスによる空気中の細菌やウイルス)から体を守ることが出来る


まとめ

当院では、患者様のどのような小さなお悩みであっても真摯に向き合いたい。そして、少しでも安全な環境で安心して治療を受けていただきたい。このような想いで全室完全個室というスタイルの歯科医院にしました。
私自身、幼少期は歯医者が大嫌いでした。受付に入ると独特な薬品の匂いと、歯を削るドリルの音が本当に苦手でした、、、。そのような過去の思いもあり、当院では匂いと音にも拘っています。少しでも、歯科医院に通院するストレスを緩和し皆様にとって通いやすい場所でありたいと考えています。
今まで歯医者が苦手だった方にこそ、一度当院にお越しいただきたいです。治療を受けなくても、ちょっと見学するくらいのつもりでも大丈夫です。どうぞお気軽にお越しください。




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